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今週の半分は片頭痛に悩まされ、強力な薬を飲んで昨日は大事をとって夜のチニング仕事に備えた。

熟睡したせいか身体が重い。

頭痛は無事治まり時計の針は19:30。

潮を確認すると状況はかなり熱いと推測して麻薬に手を染めるような勢いでロッドを持ち、車へと走った。



釣行前のイメトレ

運転しながらギリギリまで場所を決めかねていた。

釣果orサイズを優先するのか…

迷った挙げ句、サイズに期待することにした。

そういえば最近、チヌは全く食べていない。

他の方はどうか分からないが、私はランカーサイズと言われる50cmの半分の25cmからは持って帰ってもいいかなと考えている。

だが25cmとなると、身が少ないので持ち帰ることはしない。

理想は32~33のキビレで大きすぎだと無駄に余ったり、調理に苦戦したりとあまり良い事ばかりではない。

それとボチボチ40UPのキビレを釣っておきたい。

絶対居るはずなのだが、なかなか難しいのが現実。

話は逸れたが、こんな事を考えながらポイントへと向かった。

ランガンする理由

車から数分歩かなければならないのだが、場所を確保できるのであれば基本はランガン。

このランガン、実はとても大切な意味を持つ。

投げる事で収穫が得られる(釣れても釣れなくても今後勝負できるかを判断していく)ランガンは野球で言うキャッチボールみたいなものだ。

当然何か起きるワケでもなく、ポイントに到着。

読み通り??

着いた時から潮の動きが活発で5gのジグヘッドが上流に流されまくる。

オープンエリアとはいえ、私の目の前にはねっとりと潮目が充満していた。

通いなれてるだけに絶好の雰囲気だと感じていた。

手抜きと言われても仕方ないが、リグは定番のジグヘッドリグ(タンクヘッド5g)

バッグに入れたまま色々考えるのが面倒で最近はいつもこういうスタイル。

ロッドでズル引きながら障害物は強めに操作してかわしていくちっぽけな作戦。

トレーラーは特に拘らず、少し明るい状況だったのでカラーだけは暗いカラーを選択した。

アップクロス(上流側)に投げて流れに乗せて更に上流に流す。

すると、上流側の際付近を帰ってくるルアーをイメージして投げる事2投目…

着底してズル引くこと数秒…

「ゴンッ」


直後…

「クックッ」とロッドが少しずつ重くなっていった。

前日に早漏合わせした事を思い出していた。

「上げちゃ駄目だ!」


碇シンジが出てくるが、慎重なヤツなのか一気に持っていこうとはしない。

5秒くらい経った頃、充分に重いと感じた私は力強くアワセた。

同時にドラグが軽く泣き出した。

「やっべ、重いなこれ」 


いきなり40UPキタコレ状態に強引に寄せた。

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キビレの方が走るし、バイトも強烈な印象から、ネットに入れる前にクロダイだとは薄々感じていた。

魚の大きさを考えたら仕方ないが、今年は40UPのクロダイは4枚に対してキビレ0枚…

完全に暗くなり、まだ釣れると確信した私はトレーラーを赤系へと変更して投げ始めた。

よくある話でそれから20分ほど静けさに包まれた。

遠投を視野に入れ、7gのジグヘッドに変え、投げる事数投…

着水直後に軽く引っ張られた。

着底してファーストアクションで押さえつけるようなバイト!!

「これがキビレやわ多分…」

明らかに小さかったが、何度も下に突っ込む。

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最初で良いサイズが釣れ、スパッと帰宅してもいいかなと思っていたので、こいつをリリースするか持ち帰るかで30秒程悩んで結局リリースして納竿となった。

ありがとうございました。



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